裁判院制度の雑学

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【選出】
・一生のうちで裁判員に選ばれる確率は67分の1程度
・どうしても仕事に支障が出る、乳児の面倒を見る人がいないなどの理由がなければ断ることは出来ない。学生は断れる。
・選出されたことは必要以上に他人に話さない
・服装は自由(常識の範囲で)だが、帽子、サングラスは不可。法衣などのコスプレは不可。
・殺人などの重大刑事事件で選ばれる(ただし報復などが考えられるような事例は選ばれない)
・1つの裁判で選ばれるのは50人の候補者で、午前中の面接で6人+補欠2人が最終選出される。
・午前中(面接)のみの人(候補者)は8000円以内、午後に実際に裁判員を行った人には10,000円以内の日当(金額はそれぞれの裁判所が決める)が出る。
・無断でサボったら、10万円以下の罰金が科せられる。

【裁判中】
・トイレは行くことができるが、出来る限り始まる前に済ませておく
・裁判員は仮名で参加することができる
・飲み物の持ち込みは不可
・裁判中に寝てはいけない
・写真撮影は不可。パソコン等の持ち込みも不可。メモは取ることができる(帰宅時には破棄する必要がある)
・体調が悪くなったら帰ってもよい
・死体や解剖の写真も場合によって見る必要がある
・17時までには裁判は終わる

【裁判後?判決】
・1日目が終わっても裁判の内容をマスコミに話したりホームページに掲載したりしてはいけない(判決後なら可)
・裁判員同士なら飲みに行ったりしてもよい(店での会話は気をつける)
・評議方法は多数決(アメリカは全員一致するまで話し合う)
ただし、裁判官(5人)が全員無罪、裁判員(6人)が全員有罪の場合は、無罪となる。裁判官が1人でも有罪側にいないと有罪にはならない。
・決定できない場合は「わかりません」と答えてもよい。その場合は無罪となる。
・評議の内容は、誰にも(家族、海外の友人、ペットなど含めてすべて)話してはいけない。
この守秘義務を怠ると、6ヶ月以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられる。
ただし、法廷での内容(傍聴人も同等に知ることができた内容)は話してもよい。

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裁判員制度の間違いでは。