エイプリルフールはなぜ生まれたか?

4月1日は「エイプリル・フール」と呼ばれ、この日は1日嘘をついても許される、なんて言われている。もちろん法的な規制があるわけではないのだから、エイプリル・フールだからと言ってネットに殺人予告をしたりすると当たり前のように罪になるので気をつけましょう。
このエイプリル・フールは「四月馬鹿」「万愚節」などと和訳されますが、一部の国だけの風習ではなく、世界の国々で行われています。日本に広まったのは大正時代だそうだ。
1日中嘘をついてよいと思われがちだが、本当は0時から12時までの午前中だけです。

さて、このエイプリル・フールはどのようにして生まれたのか?

それは、誰にもわかっていないのです。

有力な説としては、フランスで旧暦の4月1日を新年としていたところ、16世紀に急に新暦(グレゴリオ暦)を採用するということになり、新年が1月1日になってしまったことに反発した住民が「4月1日を嘘の新年にしよう」ということにし、エイプリル・フールが始まったとか。

インドで悟りの修業の日から明ける4月1日を「揶揄節」と呼んでいたことから。

などと言われているが、実際にはその起源は謎のままだ。

かつては、宇宙人に拉致されたと公の場で言ったり、車内放送で嘘の車内放送を流したりして、「おもしろい!」という意見もあるが、「日常の中に真偽がわからない嘘で混乱を招くのは不謹慎」という意見もあり、エイプリル・フールはあくまで「嘘とわかるような笑える冗談」でなくてはならないようだ。

今はネットも普及し、世界中でこの日になると、個人だけでなく企業のウェブサイトが荒れまくる。むしろ、この日のために相当な労力を費やしているであろうウェブサイトもあまた存在する。あり得ない新商品が開発されることもあれば、別な企業などとコラボすることもある。

Googleのような世界的企業もGooglemapを改造するという高度なネタを披露した。


今後もっと加速していくだろうエイプリル・フール。大きな事件が起こらなければよいが・・・