世界中で最もアルコール度が高いお酒は日本酒である。
というと、ウイスキーやブランデーの方が高いぞ!と思われるだろう。
しかし、ウイスキーやブランデー、焼酎は蒸留されて意図的にアルコール度を高めており、原液は10%程度である。
日本酒は通常20%の原液ができ、呑みやすいように調節している。
日本酒は、米に麹を混ぜ糖分が作られ、その糖分が酵母の栄養分となり、糖分を食べて産出するものが発酵してアルコールになる。
酵母は糖分をどんどん食べてアルコール造りを続けるが、アルコール度が20度を超えると、酵母自身がアルコールで死んでしまうので、20度以上のお酒は出来ない。甘口辛口は、酵母が糖分を食べた度合いによって絞り、酵母がまだあまり糖分を食べていないころ絞ると甘口の酒になり、たくさん食べたころ絞ると辛口になる。
ただし、特殊製法によって、最高46度の日本酒が作られているようですが、酒税法上はリキュール扱いになるようです(清酒は22度まで)。
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ありがとうございます。私の聞きかじりに、こんなに調べて頂き、感激しました。