NHK「みんなのうた」で放送されている「コンピューターおばあちゃん」という曲を知っているだろうか。1981年に作られた曲で、当時コンピューターとおばあちゃんという意外なギャップと軽快なリズムで一躍人気となった曲である。1回は聞いたことがあるのではないだろうか。
この曲は過去に12回放映され、みんなのうたDVD(生産終了)にも収録されていたのだが、この映像に不適切な部分が見つかったということで、2010年4月2日、NHKが映像の手直しとDVDに回収を始めることにした。
その部分と言うのは「アニメーション画面の一部に使われている風景・人物などの連続映像の中に、女性のおしり・胸・下着姿の写真がそれぞれ約0.1秒ずつ3カット含まれていました。」(NHK広報局発表)というもの。視聴者からの指摘でわかったということだ。
そんなものが30年経って、なぜ今更わかったかというと、それは本当に0.1秒程度でしかもおばあちゃんの背景に映っているだけで、よく見ないとそれが何なのかはわからないのだ。
そのシーンとは
【女性のお尻】
確かにお尻だが女性っぽいけど判別は不可
【女性の胸】
これらのことなのか不明。水着だし。。。
【女性の下着】
まあ確かに下着だけど一部だし。。。
という感じで、回収騒ぎになるほどか? とも思うが、NHKだからこそだろう。ていうか、コマ送りしなければ判別は不能です。
この場面はおばあちゃんの過去、見てきたものがイメージとして連続投影される場面。なぜこのようなカットを用いたかと言うと、「酸いも甘いもかみ分けるおばあちゃんの人生経験をイメージした映像表現だった」ということだ。
なんかよくわからん表現だが、当時はコマ送りしてみる人なんていないし、と安易に考えていたのかもしれない。
NHK「みんなのうた」に不適切映像で回収&自粛?
(c)NHK