降水確率はどのように決めているのか?

「降水確率50%」

これは、「二分の一の確率で雨が降りますよ」ということではなく(もちろん半分の12時間雨が降りますということでもない)、

同じ気象条件(天気図、気圧など様々な要因)の場合に、「過去に二分の一の確率で雨(もしくは雪)が降りました」という意味です。あくまで参考データなのです。

ここで言う雨とは一定時間内での1mm以上の雨のことをいいます。
降水確率が高いと雨足も強いという感覚がありますが、それは誤りです。

また、この確率は四捨五入で計算されているので、「降水確率0%!」といっても実際は「0%~4%」の間になるので、絶対に雨が降らないとは言い切れません。

そう考えると、50%の降水確率で傘を持っていくか持って行かないかは、半か丁かを選択するのと同じであり、「50%なら大丈夫」という感覚自体が非論理的です。

降水確率=過去の統計データ
です。