家電製品の中に「白物家電(しろものかでん)」と呼ばれる種類のものがあります。特に業界専門用語ではありませんが、電気屋ではよく使われている言葉です。
どのようなものをさすかというと主に、生活に欠かせない家電製品のことで、家事の負担を減らしたりすることができる家電です。
具体的には「冷蔵庫」「炊飯器」「洗濯機」といったもので、昔は筐体が白かったのでそのように呼ばれています。
また、嫁入り道具として送られるケースが多く、「花嫁=白」というイメージで白物家電と呼ばれていたとも言われています。
もちろん現在では、白以外の色も出回っていますが、白物家電という言い方がそのまま残っています。
今では、電子レンジやエアコンなども含むようになってきて、どこまでが「生活に欠かせない」かの境界はあいまいになってきています。