鰻塚:川のよどみに石を積み、隠れ場所としてはいり込んだウナギを引き揚げて捕らえる仕掛け。
鰻掻き:水底のウナギを捕らえる道具。長い柄の先に鉤(かぎ)をつけたもの。
鰻筒:約1メートルの長さの竹筒を何本も縄で連ねて水底に沈め、ウナギがはいり込む頃合いを見計らって引き揚げる。
鰻攫(うなぎつかみ):これもいかにも鰻を捕まえるための道具や仕掛けのように聞こえるが、実はタデ科の一年草。水辺に自生。茎と葉の部分にとげがある。初夏から秋、枝頂に紅色を帯びた小花がかたまってつく。鰻でもつかめそうなことからこの名前がついた。ウナギヅルとも呼ばれる。